大人の自由研究所

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新幹線のスピードアップー時速400キロへ

JR東日本が、新幹線のさらなる高速化のため技術開発を行っているとのニュースがありました。

新幹線、目指せ時速400キロ JR東が車体軽量化 −日経新聞

 

どういった技術を開発しているのかというと、

1.現状のアルミ合金よりもさらに軽いマグネシウム合金で車体を作る。これにより車両の重さが3分の2に軽量化。

2.車体が載る台車から発生する騒音を軽減する技術を開発。台車からでる騒音を抑える。

3.新開発の潤滑油で車軸をスムーズに回転させる。

4.高性能な新ブレーキを開発。高速運転中でも短距離で制動できるようにする。

 

主な新開発の技術は以上の通りで、これにより新幹線を高速化、2029年頃には時速400kmを実現するとしています。

これはすごいことですね!JR東海のリニア新幹線の最高速度が約580kmと言われていますから、リニアにはかなわないものの、リニアは高速運転を継続するために真っ直ぐな線路を作り直すわけですから、既存の設備を使って可能ならばコストの面などからもすごいことなんじゃないでしょうか。

でも、これ以上過密化したら、ダイヤは厳しくなりそうですし、急停車したりがあった場合には遅れを取り戻すのも大変そうです。あとは、駅間の距離が短い時はそんなにスピード出せないだろうなとか、東京から大宮までの間スピードだせない問題はそのままなんだろうなとか、色々ありますけど。

ところで、こういう技術革新があるにも関わらず、JR東海はなぜリニアの建設を急ぐのか、ここが気になります。の費用がかかるとも言われていますが、それでもJR東海はなぜ建設をしようとしているのか。

ここで考えたいのは東海地震東南海地震、南海地震の3つの地震です。

JR東海の新幹線の線路は太平洋側をずっと走ってますよね。大規模な地震が発生してこの新幹線の線路に大きい被害が発生した場合に、JR東海の受ける損害は計り知れないものになります。復旧に数か月かかるような場合だとさらにその損害額は大きくなります。

もちろん既存の新幹線の安全対策は十分にやってほしいですけど、その辺りの保険的な意味も含めて、老朽化している既存の設備の刷新も含めて建設を決断したのではないでしょうか。いっそ博多まで行っちゃえ!

新幹線か飛行機かを選ぶ基準として、3時間30分の壁があると言います。目的地までの時間が3時間30分を超えるようだと飛行機を選ぶというあれです。

JR東日本の営業地域内だと東京から青森までがすでに3時間10分弱です。この先400kmにスピードアップした時には、さらに熾烈な飛行機との競争が繰り広げられそうです。使う側としては、ぜひ価格競争もお願いしたいところですけど。