大人の自由研究所

大人だって分からないことありますし。引き出しの多い大人を目指します。

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アイスバケツチャレンジ

アイスバケツチャレンジというALS筋萎縮性側索硬化症)の研究を支援するため、バケツに入った氷水を頭からかぶるか、またはアメリカALS協会に寄付するかを選ぶ運動が話題になってます。

アイスバケツチャレンジ(Wikipedia)

まずそもそもなんで、氷水なんでしょうか。日本のプロ野球でもサヨナラ勝の場面で、外国人選手が最高の笑顔でバケツを持ってぶっかけようと走ってくるシーンを目にするのですが、アメリカにおいては氷水に祝福の意味があるそうです。へー。馬鹿騒ぎしてるだけじゃなかったんですね。

で、さらにはそれをかぶることで、ALS患者に元気を与えるという意味があるんだということです。

アメリカではチャリティの寄付を募るのに水を頭からかぶるということは以前からあるようで、その流れの中でALS協会への寄付をした人がいて、さらには自らもALS患者であるコーリー・グリフィン、ピート・フレイツという2名の人物がアイスバケツチャレンジを行い、その動画を公開したことにより爆発的にひろまった、ということのようですね。

日本とアメリカの根本的な考え方の違いもあります。アメリカではセレブは寄付を積極的に行いますよね。理由はというと、まずは社会貢献。富める者が積極的に支援を行うという姿勢。あとは税制上の理由のようです。

税金で取られてしまうなら人々にあげたほうがいい。実は税金対策にチャリティはもってこいで、それ用の信託など様々なオプションが設定できるようです。プラスで自分でチャリティを開催したりするセレブも。アイスバケッチャレンジは100ドルというセレブからしたら小さい金額ですから、税金対策という意味はありませんが、こういう下地があるアメリカだからこそ、アイスバケツチャレンジがひろがっていった、ということがあるんじゃないですかね。

その流れがついに日本にも。まあ、僕は有名人でもなんでもないので指名される前にこの運動は下火になるはずですが、指名された人は3人を指名するのです。ねずみ算式に増えていくと、最終的には地球上の人間すべてになります。だから続く限りは僕も読んでくれてる方も無関係じゃないわけです。

ところが。この流れに終止符を打つニュースが!

ROYAL PIRATES、アイス・バケツ・チャレンジで日中韓の首脳を指名“北東アジアの平和を祈願”

このニュースによると、この韓国人グループが指名した3名が安倍総理、韓国の朴槿恵大統領、中国の習近平国家主席らしいんですね。これはスルーするでしょう!なんで安倍総理なんだという気もします。嫌いだ嫌いだといいいながらどうしても日本が気になるような。

いずれにしても一番大変なのは徐々に体が動かなくなり、その治療法も原因も不明の難病にかかり、苦労している患者のみなさんです。この人たちを置き去りにして運動だけが加熱していく状況を患者のみなさんはどうみているんでしょうか。そっと寄付すればいいような気もしますが、どうでしょう。もっともこの運動が話題になることで、ALS協会への寄付金も爆発的に増えているのも事実なようです。でも患者のみなさんに、もうやめたらと言わせないうちにやめるのがいいと、僕は思ってます。

韓国人グループに指名された3名のチャレンジも24時間で無効になるようですが、ここだけ絶たれても他の方向からネズミ算が攻めてきます。自分のところに来た時の態度をきめておくのもいいかもしれません。チャレンジよりも思いやり、そんな気もしますけど。